カムチャツカ

カムチャツカ半島氷河観測情報

カムチャツカ・イチンスキー山氷河調査
目的: 氷河掘削を行いアイスコアから,アジア大陸から大気を通してオホーツク海に供給される陸起源物質量を見積もるとともに,北部北太平洋における十年~数十年周期の気候変動の実態を解明する.高度別積雪調査を行い,積雪から抽出される情報と地上気象条件との関係を明らかにする.
調査地域: ロシア連邦カムチャツカ州イチンスキー山
メンバー: 的場澄人・新堀邦夫・佐々木央岳(北大),山崎哲秀((株)地球工学),Sergei V. Ushakov(ロシア科学アカデミー火山地震研究所),Alexander A. Obsiannikov・Alexander G. Manevich・Tatyana M. Zideleeva・Yaroslav D. Muravyev(ロシア科学アカデミー極東支部火山地震研究所),Stanislav Kutuzov(ロシア科学アカデミー)
期間: 2006年8月4日~28日
成果: イチンスキー山において,岩盤まで114.99mのアイスコアを採取した.アイスコアは47.22mまで現場で解析と化学試料作成を行った.試料とアイスコアは火山地震研究所があるペトロパブロフスク・カムチャツキーの冷凍室で保管され,現在,輸送の準備をしている.
問い合わせ先: 的場澄人 北海道大学低温科学研究所 Tel: 011-706-5485
現地カウンターパート: Sergei V. Ushakov Institute of Volcanology and Seismology, FEBRAS
カムチャツカ・イチンスキー山氷河調査
目的: 氷河掘削を行いアイスコアから,アジア大陸から大気を通してオホーツク海に供給される陸起源物質量を見積もるとともに,北部北太平洋における十年~数十年周期の気候変動の実態を解明する.高度別積雪調査を行い,積雪から抽出される情報と地上気象条件との関係を明らかにする.
調査地域: ロシア連邦カムチャツカ州イチンスキー山
メンバー: 的場澄人・新堀邦夫・佐藤 建・戸井田武・佐々木央岳(北大),白岩孝行(地球研),樋口和生(NPO法人北海道山岳活動サポート)
期間: 2006年6月
成果: 通関のトラブルが長引いたことと天候不順により,氷河へ到達することができなかった.
問い合わせ先: 的場澄人 北海道大学低温科学研究所 Tel: 011-706-5485
現地カウンターパート: Sergei V. Ushakov Institute of Volcanology and Seismology, FEBRAS
カムチャツカ半島ウシュコフスキー氷冠動力学観測
目的: ウシュコフスキー氷冠の表面歪測量とアイスレーダーによる底面および内部反射層の3次元観測から氷冠の動力学特性を解明し,1998年に掘削された氷コアの歪履歴を明らかにすること.
調査地域: カムチャツカ半島中央部ウシュコフスキー氷冠
メンバー: 白岩孝行(北大低温研),A. Glazovsky,Y. Macheret(ロシア地理研),E. Vasilenko(ウズベキスタン),Y. Muravyev(ロシア火山研)
期間: 2001年6月14日~7月5日
成果: ウシュコフスキー氷冠の表面および底面の3次元形状を得た.
問い合わせ先: 白岩孝行 北海道大学低温科学研究所 〒060-0819 札幌市北区北19条西8丁目 Tel: 011-706-5476 Fax: 011-706-7142 E-mail: shiraiwa (at) hhp2.lowtem.hokudai.ac.jp
現地カウンターパート: Yaroslav D. Muravyev Inst. of Volcanology Piip Boulevard 9, Petropavlovsk-Kamchatsky E-mail: Ya.Muravyev (at) g23.relcom.ru
カムチャツカ半島における植生動態と環境変動の相互作用過程の解明
目的: 氷河の後退地における植物の遷移過程の調査から,氷河と植物の相互作用を解明すること.
調査地域: ロシア・カムチャツカ半島Koryto氷河
メンバー: 山田知充・山口 悟・松元高峰・杉山 慎・紺屋恵子・Serguei Tchoumitchev(北大低温研),青木賢人(東大)
期間: 2000年7月28日~9月15日
成果: 1999年にRidge上に設置したAWSよりこの地域の1年間の気象データを回収した.また,高度別の地点におけるハンドオーガによる積雪調査ならびに調査期間中の雪尺による融解量観測によって2000年のNet-balanceを求めた.そのほかIce Radarによる氷厚調査,短期流動観測,水文観測も行った.
問い合わせ先: 成瀬廉二 北海道大学低温科学研究所 〒060-0819 札幌市北区北18条西8丁目 Tel: 011-706-5486 Fax: 011-706-7142 E-mail: ren (at) pop.lowtem.hokudai.ac.jp
現地カウンターパート: Yaroslav D. Muravyev Inst. of Volcanology Piip Boulevard 9, Petropavlovsk-Kamchatsky E-mail: Ya.Muravyev (at) g23.relcom.ru
カムチャツカ半島における植生動態と環境変動の相互作用過程の解明
目的: 氷河の後退地における植物の遷移過程の調査から,氷河と植物の相互作用を解明すること.
調査地域: Koryto 氷河
メンバー: 曽根敏雄・本間航介・高橋耕一(北大低温研),山縣耕太郎(上越教育大学)
期間: 1999年8月10日~8月20日
成果: 氷河末端付近のモレーン上並びに涵養域上部付近の2ヶ所に自動気象測器(気温,湿度,風向・風速,日射,長波放射)を設置.2000年夏に回収予定.
問い合わせ先: 成瀬廉二 北海道大学低温科学研究所 〒060-0819 札幌市北区北18条西8丁目 Tel: 011-706-5486 Fax: 011-706-7142 E-mail: ren (at) pop.lowtem.hokudai.ac.jp
現地カウンターパート: Yaroslav D. Muravyev Inst. of Volcanology Piip Boulevard 9, Petropavlovsk-Kamchatsky E-mail: Ya.Muravyev (at) g23.relcom.ru
カムチャツカ半島における植生動態と環境変動の相互作用過程の解明
目的: 氷河の後退地における植物の遷移過程の調査から,氷河と植物の相互作用を解明すること.
調査地域: Ushkovsky ice cap
メンバー: Muravyev Ya. D.・Shaihutdinov Robert(Institute of Volcanology, Russia Academy of Science),Chiehkov Yuri
期間: 1999年8月1日~8月10日
成果: 1998年に掘削した212m深の掘削孔に温度センサーをおろし,掘削孔内の温度プロファイルを測定した.
問い合わせ先: 成瀬廉二 北海道大学低温科学研究所 〒060-0819 札幌市北区北18条西8丁目 Tel: 011-706-5486 Fax: 011-706-7142 E-mail: ren (at) pop.lowtem.hokudai.ac.jp
現地カウンターパート: Yaroslav D. Muravyev Inst. of Volcanology Piip Boulevard 9, Petropavlovsk-Kamchatsky E-mail: Ya.Muravyev (at) g23.relcom.ru
カムチャツカ半島ビルチェノック氷河調査
目的: カムチャツカ半島ビルチェノック氷河の流動観測・水文気象観測・氷河変動に関する調査
調査地域: カムチャツカ半島ウシュコフスキー火山山麓
メンバー: 澤柿教伸・松元高峰・山口 悟(北大低温研)
期間: 1998年7月6日~8月28日
成果: 主にビルチェノック氷河の末端から中流域にかけて現地調査を行い,以下の項目について観測を行った. ビルチェノック氷河消耗域のGPSによる流動観測 氷河地形・堆積物の分布のマッピング 降下火山灰と氷成堆積物の層序の記載 氷河の後退以後の地形変化量の計測 氷河(dead ice)末端における融氷河川の流量観測 末端付近のdead ice上での気象(熱収支)・融解量観測 融氷河川の電気伝導度・pH測定 集中観測期間を設けての融氷河川水サンプリングと懸濁物質濃度測定 氷河上水流・氷河氷などのサンプリング Dead ice上にみられたenglacial waterの湧水についての観測 採取した試料・データについて,現在,分析・解析を進めている.
問い合わせ先: 澤柿教伸 北海道大学低温科学研究所 〒060-0819 札幌市北区北19条西8丁目 Tel: 011-706-5476 Fax: 011-706-7142 E-mail: shiraiwa (at) hhp2.lowtem.hokudai.ac.jp
現地カウンターパート: Yaroslav D. Muravyev Inst. of Volcanology Piip Boulevard 9, Petropavlovsk-Kamchatsky E-mail: Ya.Muravyev (at) g23.relcom.ru
カムチャツカ半島ウシュコフスキー氷冠全層掘削
目的: ウシュコフスキー氷冠の全層掘削を実施し,雪氷コア解析から環オホーツク地域の過去500年程度の古環境復元を行う.
調査地域: ウシュコフスキー火山山頂部氷冠(標高3,903m)
メンバー: 白岩孝行(北大低温研),西尾文彦・戸山陽子(北教大釧路),亀田貴雄(北見工大),高橋昭好((株)地球工学)他
期間: 1998年6月1日~7月10日
成果: 全長211.7mの雪氷コア掘削に成功し,掘削孔壁の氷温測定を実施した.雪氷コアについては,現地にて141mまでの解析(層序・バルク密度・ECM・ビデオ撮影)を実施し,コアは室内解析・分析のため,全て凍結したまま日本に持ち帰った.
問い合わせ先: 白岩孝行 北海道大学低温科学研究所 〒060-0819 札幌市北区北19条西8丁目 Tel: 011-706-5476 Fax: 011-706-7142 E-mail: shiraiwa (at) hhp2.lowtem.hokudai.ac.jp
現地カウンターパート: Yaroslav D. Muravyev Inst. of Volcanology Piip Boulevard 9, Petropavlovsk-Kamchatsky E-mail: Ya.Muravyev (at) g23.relcom.ru
カムチャツカ氷河調査1996
目的: 環オホーツク陸域雪氷圏の環境変動に対する応答を調べる手始めとし,カムチャツカ半島の質量収支特性,流動特性,水文特性を明らかにすること.また,長期的な質量収支変化および氷河変動を捉えるため氷冠掘削・氷河地形調査を実施すること.
調査地域: カムチャツカ半島カレイタ氷河およびウシュコフスキー火山氷冠
メンバー: 小林大二・兒玉裕二・白岩孝行・曽根敏雄・山口 悟・松元高峰(北大低温研),山懸耕太郎(上越教育大学),佐藤利幸(信州大学)
期間: 1996年6月~8月
成果: カレイタ氷河の融雪過程・水文過程・表面流動速度を明らかにした.また,ウシュコフスキー氷冠における27m深掘削とアイスレーダー探査により,この氷冠が1000年間程度の古環境情報を有していることを明らかにした.
問い合わせ先: 環オホーツク雪氷圏研究会(代表:本堂武夫) 北海道大学低温科学研究所 〒060-0819 札幌市北区北19条西8丁目 Tel: 011-706-5476 Fax: 011-706-7142 E-mail: shiraiwa (at) hhp2.lowtem.hokudai.ac.jp
現地カウンターパート: Yaroslav D. Muravyev Inst. of Volcanology Piip Boulevard 9, Petropavlovsk-Kamchatsky E-mail: mur (at) volcan.kamchatka.ru

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