学会からのお知らせカテゴリー記事の一覧です
井上フィールド科学研究基金2026年度前期公募:2026/1/31締め切り
2026年度前期を対象とする井上フィールド基金の募集を受け付けます。若手の皆さんはぜひ奮って応募ください。また、学会員の皆さんの周辺にフィールド
調査を予定している若手がおられましたら、ご案内ください。
日本雪氷学会
井上フィールド科学研究基金事業運営委員
斉藤和之
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井上フィールド科学研究基金による研究活動助成
2026年度前期公募
井上基金事業運営委員会
井上フィールド科学研究基金(英語名:The Inoue Fund for Field Science)は、アジア高山地域を中心に世界各国のフィールド
で氷河気象学の研究に活躍された故井上治郎会員の御母堂・井上
ふさの様から1993年度全国大会(新庄市)においてご寄付されたもので、雪氷学・氷河学を志す若手研究者のフィールド
ワーク・研究交流活動を助成するために、日本雪氷学会に設立されました。1995年度以後、井上基金
事業運営委員会において助成事業の募集と選考が実施され、数多くの若手研究者の活動支援に寄与してきました。
本基金による研究活動への助成を希望される方は、以下の要項にそってご応募ください。選考は井上基金
事業運営委員会において行い、理事会の承認を経て助成対象者に結果を通知し、通常総会および「雪氷」誌上で対象者を発表します。
この基金
は、公的資金の取得が困難な、あるいは不十分な若手の活動を支援することを趣旨としています。また、応募の時点では会員でなくてもかまいません。周辺に趣旨に合う活動を計画中の方がおられたら、ぜひ応募をお勧めくださるようお願いいたします。みなさまからの積極的な応募をお待ちしています。
<公募要項>
1) 助成事業の内容
種目A:雪氷学の発展に寄与すると考えられる若手による海外フィールド調査、および国際的な研究交流・推進の活動について助成を行う。
・A-1:海外フィールド調査の補助(1件上限50万円)
・A-2:国際交流活動(フィールド調査に関係したワークショップや研究計画検討の諸会合、フィールド
におけるサマースクール参加等)に関する参加の補助。(1件上限30万円)
種目B:若手による海外における雪氷災害およびその防止に貢献する調査で緊急性を要する活動の補助。(上限100万円)
2)助成の条件
・種目A、B共に、助成対象者は若手(申請時に40歳未満)であり、事業実施時に雪氷学会員であること。
・個人のみならずグループによる申請を認める。ただし全員が申請要件を満たすこと。
・助成対象者の国籍、在住地は問わない。
・申請は一人につき一件に限る。
・同一活動内容に関して、他の公募に応募している場合には、その旨を申請書に記すこと。
・過去に本助成金を受けた者が再応募することも可能であるが、選考時に採択の優先度が下がることがある。
3)助成対象活動期間と応募締切
期間:2026年4月~2026年9月
締切:2026年1月末
ただし種目Bは活動の必要性があれば活動期間を問わず、随時応募を受け付ける。
4)助成額:
種目A、種目Bそれぞれの助成額は年間100万円を上限とする。
5)応募書類の様式
下記の事項をA4サイズ用紙に記載し、PDFファイルを作成すること(全体で数ページ程度を目安とする)
(1)課題名(種目A-1、A-2、Bの区別)
(2)申請者(グループの場合は代表者並びに全構成者)の姓名(ふりがなを付ける)、所属、身分、生年月日(年齢)、連絡先住所、TEL、E-mail
(3)活動の目的・意義
(4)活動の具体的内容
(5)活動に至る経緯・準備状況
(6)助成テーマに関する研究業績(もしあれば)
(7)活動実施の日程計画
(8)予算計画(既存、申請中又は申請予定の他の財源などがあればその内容についても記し、本予算との関係を明確にすること)
(9)助成希望額とその使途内訳
(10)安全対策
(11)事故等が生じた場合の対応責任者(姓名、所属、身分、助成希望者との関係、連絡先住所、TEL、E-mail)
(12)その他付記事項
6)書類提出先
日本雪氷学会事務局(jssi-post@as.bunken.co.jp)宛てに,応募書類のPDFファイルを送付。
7)問い合わせ先
公益社団法人日本雪氷学会井上基金事業運営委員会
斉藤和之(海洋研究開発機構)(ksaito@jamstec.go.jp)
8)成果の報告
助成金の交付を受けた個人又はグループは,活動終了後,1か月以内に別途定める様式の報告書を事務局に提出すること。また、その活動報告と成果を原則として半年以内に学会誌(雪氷またはBGR)に投稿すること。報告された活動内容が事業の趣旨に合わない、助成金の使途が適切でない、などの場合は助成金の返金を求める場合もあります。
以上、応募要項。
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以下は、昨年度は応募要項とは別メールでお送りしていましたが、
公平性を期すためにも、また、審査する側として内容以外のところに
気を取られないためにも、あわせて周知・送信する次第です。
・主体性・オリジナリティ:過去の多くの申請が、科研費などの別予算による観測計画に参加する形での計画となっています。このため、「自身の計画がメインの計画とどう違うのか、自分のアイデアはどこにあるのか」が明確に書かれていないと「メインの計画の予算の足しにするだけの計画」という印象がぬぐえません。
・具体性:メインの計画が未定な状況が多いとは思いますが、仮の日程であっても、具体的にいつ、何をどうする予定か、という計画が必要です。それが上記の「主体性」があることの証にもなります。
・課題名がない申請がありました。確かに募集要領には「タイトルを書け」とは明記されていませんが、中身を読まないとどこで何をするかがわからない、というのは変な申請です。
以上です。申請書作成に関して注意するべきポイントを
井上フィールド委員会から、老婆心ながらお知らせしています。
参考にしてください。
記事の有効期限: 2026年2月1日 日曜日
氷河合宿2025 in 手稲 開催案内
(重複受信ご容赦下さい)
氷河分科会の企画幹事の縫村と申します。
氷河分科会では氷河合宿2025と銘打ち、1月27日〜29日に札幌市近郊の北海道大学手稲山パラダイスヒュッテにて、積雪中のロープワークなど野外行動実習を2泊3日で企画をしています。
1/27まで北海道大学低温研にて開催される研究集会と接続しての企画ではありますが研究集会の参加者以外でも参加可能です。登録締切は12/12(金)となりますのでよろしければご参加下さい。
◯氷河合宿とは
山岳氷河に焦点を当てて、野外観測手法や、観測で取得したデータの処理・解析手法を学ぶ勉強会です。氷河研究を始めたばかりの学生と研究者間で、観測・研究に関する情報交換の機会になるとともに、所属機関の垣根を超えて研究者同士が親睦を深めることで、日本国内の氷河研究の推進に貢献することを目指します。
◯今年度のテーマは
北海道山岳ガイド協会顧問、元国立極地研究所南極観測センター設営業務担当マネージャーの樋口和生氏を講師に迎え、積雪中のロープワークなど野外行動実習を行います。ほか雪崩講習も検討しています。
◯必要装備リスト
nuss.nagoya-u.ac.jp/s/8saSnS8HL3pqcRY
厳寒期であるため、装備の準備が重要となります。
※登山靴(防寒長靴)羽毛服については貸し出せる可能性があります。
◯開催日程:
1月27日午後〜1月29日午前解散
◯開催場所:
手稲パラダイスヒュッテ(札幌近郊)
◯申込締切、方法:
申込締切:12月12日(金)
◯申込フォーム:
forms.gle/Zxg5Mop5baouZ6SC6
◯宿泊:手稲パラダイスヒュッテ
◯費用:
手稲ハイランド駅までの往復交通費に加え、宿泊費(2泊分:1,200円)および食費を各自ご負担いただきます。参加人数が確定次第、参加者の方へご連絡いたします。
※学生の方への食費等の費用負担軽減について検討中です。
◯氷河合宿プログラム:
以下は現時点での予定です。今後、参加者の希望を踏まえて内容を更新します。
厳冬期のため、すべての予定は天候により変更となる場合があります。あらかじめご了承ください。
1月27日(火曜日)
16:30 北大低温研前集合
→ JRバス手稲ハイランド駅へ移動(バス/タクシー/公用車等手配予定)
※参加人数に応じて交通手段を調整します。
※研究会の終了時刻に合わせて出発時間を変更する場合があります。
※研究会に参加されない方で個別に移動される場合は、事前にご連絡ください。
17:30頃 徒歩でヒュッテへ移動(約20分の登山)
18:00頃 ヒュッテ到着
夜 夕食・自己紹介など
1月28日(水曜日)
午前・午後 野外行動学実習(講師:樋口氏)
※途中昼休憩あり/雪崩講習会も実施予定
夕方 懇親会を兼ねた夕食会
夜 「ヒヤリハット事案の共有・意見交換」
(事例をもとに、対応策や今後の安全対策について議論します)
※テーマリクエスト歓迎:申込フォームにご記入ください。
1月29日(木曜日)
朝食・片付け後、下山開始(午前中解散予定)
手稲ハイランド駅まで下山後、バス等で手稲駅へ移動 → 解散
(バス/タクシー/公用車等手配予定)
記事の有効期限: 2026年1月30日 金曜日
雪崩対策の基礎技術研修会のご案内
雪氷学会の皆様(重複投稿をご容赦願います)
お世話になっております。
雪崩分科会幹事の町田敬(町田建設)です。
雪氷学会主催事業である、雪崩対策の基礎技研修会の
ご案内を申し上げます。詳細は案内HPまたは添付PDFを
ご覧ください。
■開催概要
研修名:第33回雪崩対策の基礎技術研修会
開催月日:令和8年1月15日(木)~1月16日(金)
開催場所:湯沢カルチャーセンター(新潟県湯沢町)& 周辺山地
新潟県南魚沼郡湯沢町大字神立628-1
受講料(1名につき):
25,000円(日本雪氷学会『会員』(個人会員及び特別・賛助会員))
30,000円(日本雪氷学会『非会員』)
お申込み締切日:令和7年12月5日 (金)
受講定員:40名
案内HP:https://www.seppyo.org/info-society/nadare_taisaku_kensyu/
■講義内容
雪崩の基礎から設計・計画・対策への応用・
雪崩発生時の初動に至る最新の技術について、
講義と実習を通し密着指導致します。
なお、最終日に修了試験を行い、
日本雪氷学会より修了証を授与いたします。
■お申込み方法
添付または案内HPにあるパンフレット掲載の申込書
または必要事項をご記入のうえ『共立観光』まで
FAXまたはeメールにて送信下さい。
申込先
担当:共立観光(株)六日町支店 担当:宮田・高橋
TEL :025-772-2771
FAX :025-772-7664
E-mail:muikamachishiten@gmail.com
記事の有効期限: 2026年1月17日 土曜日
雪氷学会IT関連サービスの一部制限について
電子情報委員会からのおしらせです。
日頃より雪氷学会の活動にご協力いただきましてまことにありがとうございます。
現在雪氷学会のWebならびにメール配信を運用しているサーバー本体のハードウェアの切り替えを11月末に実施する予定で準備をすすめています。
完全に切り替わるまでのこの先1ヶ月の間、マイページや支部・分科会をはじめとするWebサイト、ならびにメーリングリストなどのseppyo.orgドメイン宛てのメールサービスが断続的に停止したりアクセスできなくなったりしますので、ご承知おきください。特に、マイページやMLの参加登録などの個人設定に関することは、タイミングによって不整合が生じる可能性がありますので、極力お控えいただきますようお願いいたします。
切り替えが完了しましたらあらためてご連絡いたしますので、それまでの1ヶ月の間、ご理解とご協力いただけますよう、どうぞよろしくお願いいたします。
記事の有効期限: 2025年12月31日 水曜日
雪崩対策の基礎技術研修会のご案内
第33回 雪崩対策の基礎技術研修会のご案内
雪崩対策の前線でご活躍の皆様方の要望にお応えして、雪崩のプロフェッショナルが雪崩の基礎から設計・計画・対策への応用・雪崩発生時の初動に至る最新の技術について、講義と実習を通し密着指導致します。なお、最終日に専門家による修了試験を行い、日本雪氷学会より修了証を授与いたします。
主催:公益社団法人 日本雪氷学会
■開催概要
- 開催月日:令和8年1月15日(木)~1月16日(金)
- 開催場所:湯沢カルチャーセンター(新潟県湯沢町)& 周辺山地
新潟県南魚沼郡湯沢町大字神立628-1 - 受講料(1名につき):25,000円(日本雪氷学会『会員』(個人会員及び特別・賛助会員))、
30,000円(日本雪氷学会『非会員』) - お申込み締切日・定員:令和7年12月5日 (金)、受講定員40名
- パンフレット:第33回雪崩対策の基礎技術研修会_パンフレット(WORD、2025年9月3日時点)
■お申込み方法
パンフレット掲載の申込書または必要事項をご記入のうえ『共立観光』までFAXまたはeメールにて送信下さい。
申込先
- 担当:共立観光(株)六日町支店 担当:宮田・高橋
- TEL :025-772-2771
- FAX :025-772-7664
- E-mail:muikamachishiten[AT]gmail.com *[AT]を@に変換してください。
注意事項
- FAX申込みの場合は受信後一週間以内に受付確認書と請求書をお送りします。
- ご希望に添えない場合、調整が必要な場合はご相談の電話をさせて頂く場合があります。
- 予定している宿泊数を超えた場合は締切日を待たずに予約を中止する場合もあります。
■事務局
- 担当:共立観光(株)六日町支店 担当:宮田・高橋
- TEL :025-772-2771
- FAX :025-772-7664
- E-mail:muikamachishiten[AT]gmail.com *[AT]を@に変換してください。
日本雪氷学会2022年度各賞受賞者
日本雪氷学会2022年度各賞受賞者
日本雪氷学会2022年度学会賞受賞者
学術賞:八久保晶弘(北見工業大学 社会環境系,博士(地球環境科学))
件名:天然ガスハイドレートの調査研究とガスハイドレートの同位体分別に関する研究
学術賞:飯塚芳徳(北海道大学 低温科学研究所,准教授,博士(理学))
件名:氷床アイスコア掘削プロジェクトの推進および塩微粒子解析に基づく気候変動の研究
学術賞:Greve, Ralf(北海道大学 低温科学研究所,教授,理学博士)
件名:氷床数値モデル開発と氷床変動に関する研究
平田賞:服部祥平(南京大学 国際同位体効果研究センター/地球科学与工程学院,准教授,博士(理学))
件名:安定同位体分析に基づいた雪氷圏エアロゾルに関する研究
平田賞:新屋啓文(新潟大学 災害・復興科学研究所,准教授,博士(理学))
件名:粒子-流体連続解析を用いた吹雪の時空間構造に関する研究
平田賞:大風翼(東京工業大学 環境・社会理工学院・准教授,博士(工学))
件名:風洞実験や野外観測による吹雪現象の解明と数値流体力学に基づく吹雪モデルの構築
技術賞:安達聖(防災科学技術研究所,特別研究員,博士(工学))
件名:雪氷用MRIによる湿雪試料の計測技術の開発と応用
論文賞:室谷浩平(鉄道総合技術研究所・鉄道力学研究部計算力学)
中出孝次(鉄道総合技術研究所・鉄道力学研究部計算力学)
鎌田慈(鉄道総合技術研究所・防災技術研究部気象防災)
件名:鉄道車両に用いる着雪シミュレータの開発(その2) ―実験から導き出した着雪発達条件を用いた着雪解析手法の検討―
論文賞:東海林明雄(北海道教育大学名誉教授)
件名:御神渡りの発生と成長発達について
論文賞:丹治星河(北海道大学大学院理学院)
稲津將(北海道大学大学院理学研究院)
川添祥(北海道大学大学院理学研究院)
佐藤陽祐(理化学研究所計算科学研究センター)
件名:2017/2018年冬季における北海道の吹雪発生マップの作成
功績賞:榎本浩之(国立極地研究所及び総合研究大学院大学,教授,副所長,Ph.D)
件名:極地雪氷気候科学研究とわが国の北極研究の推進・国際化に果たした多大な功績
学会賞選考委員会・委員長
竹内 望
中谷宇吉郎科学奨励賞受賞者
中谷宇吉郎科学奨励賞
雪氷学で多大な功績を残した中谷宇吉郎博士の出身地である石川県加賀市では,科学教育の振興を図り,豊かな教養を備えた人間形成に資するため,科学に対する学習意欲が旺盛でその成績が特に優秀な児童及び生徒,並びに優れた研究成果をあげた大学生等若手研究者に,標記の賞を毎年贈っています.そのうち,雪氷学の分野で日本を代表する大学院生等の若手研究者を毎年1名,雪氷学会から同市教育委員会に推薦しています.この対象者は,「『雪』,『氷』の研究に取り組み,国際会議等で優秀な研究発表を行い,将来においても雪氷学の研究に携わる意欲のある大学生等若手研究者」です.
受賞者一覧
- 2024(R6) 佐藤 洋太(海洋研究開発機構 ポストドクトラル研究員)
「ヒマラヤにおける氷河湖形成と氷河縮小の相互作用に関する研究」 - 2023(R5) 丹治 星河(京都大学防災研究所 特任助教)
「吹雪発生可能性の診断と新たな吹きだまりモデルの開発」 - 2022(R4) 波多 俊太郎(北海道大学低温科学研究所 博士研究員)
「南パタゴニア氷原 PioXI 氷河における気候以外の要素に影響を受けた末端位置・表面標高・流動変化」 - 2021(R3) 小野 誠仁(千葉大学大学院融合理工学府 博士課程)
「日本の積雪中に生息するクマムシとワムシの発見とその彩雪現象との関係に関する研究」 - 2020(R2) 勝山 祐太(森林総合研究所 研究員)
「積雪の温暖化影響評価および降雪粒子の観測と解析手法に関する研究」 - 2019(R1) 大沼 友貴彦(東京大学生産技術研究所 研究員)
「積雪観測に基づいた雪氷藻類の繁殖とそのアルベド効果のモデル化に関する研究」 - 2018(H30) 新屋 啓文(新潟大学 特任助教)
「粒子-流体連続解析を用いた吹雪の時空間構造に関する研究」 - 2017(H29) 島田 利元(JAXA地球観測研究センター 研究開発員)
「衛星データを用いたグリーンランド氷床裸氷域および暗色域の時空間変化に関する研究」 - 2016(H28) 阿部 隆博(北海道大学大学院理学院 博士課程)
「カナダ・ユーコン地域に存在する静穏期のサージ型氷河の冬期流動加速についての研究」 - 2015(H27) 猿谷 友孝(国立極地研究所 特任研究員)
「凍上・アイスレンズ形成のメカニズムの研究」 - 2014(H26) 永塚 尚子(国立極地研究所 特任研究員)
「氷河における生物起源有機物の研究」 - 2013(H25) 永井 裕人(名古屋大学大学院環境学研究科 研究員)
「ヒマラヤの岩屑被覆氷河の衛星観測による研究」 - 2012(H24) 津滝 俊(名古屋大学大学院環境学研究科 研究員)
「氷河前縁湖の形成に起因する山岳氷河の流動変化」 - 2011(H23) 大宮 哲(北海道大学大学院環境科学院 博士課程)
「吹雪粒子の帯電特性解明に向けた実験的・観測的研究」 - 2010(H22) 安達 聖(筑波大学数理物質科学研究科 特別研究員)
「MRIの雪氷研究への応用」 - 2009(H21) 倉元 隆之(国立極地研究所 特任研究員)
「中部山岳地域の源流における冬季の水循環と化学物質動態に関する研究」 - 2008(H20) 安成 哲平(総合地球環境学研究所 プロジェクト研究員)
「アイスコア及び気象学的解析を用いた春季黄砂発生と成層圏対流圏輸送の関係についての研究」 - 2007(H19) 紺屋 恵子(JAMSTEC 研究員)
「氷河表面融解における空間分布と地形の影響」 - 2006(H18) 奈良間 千之(名古屋大学大学院理学研究科 学振特別研究員)
「中央アジア山岳地域における氷河編年研究」 - 2005(H17) 中澤 文男(信州大学山岳科学総合研究所 奨励研究員)
「花粉を指標とした中低緯度氷河コアの年代決定に関する研究」 - 2004(H16) 松岡 健一(総合地球環境学研究所 学振特別研究員)
「南極氷床内部の多周波レーダ観測とその氷床動力学への応用」 - 2003(H15) 竹内 望(総合地球環境学研究所 助教)
「ヒマラヤの雪氷生物に関する研究」 - 2002(H14) 飯塚 芳徳(北海道大学低温科学研究所 科学研究支援員)
「東南極宗谷流域の氷床底面状態に関する研究」 - 2001(H13) 坂井 亜規子(名古屋大学大学院環境学研究科 研究生)
「ヒマラヤにおける岩屑に覆われた氷河の融解過程に関する研究」 - 2000(H12) 深澤 裕(物質構造科学研究所 研究員)
「極地氷床氷および人工氷の原子・分子構造のダイナミクスの研究」 - 1999(H11) 八久保 晶弘(北見工業大学土木開発工学科 助手)
「積雪表面霜の形成に関する研究」 - 1998(H10) 長島 和茂(資源環境技術総合研究所 研究員)
「氷結晶の一方向成長における形態形成に関する実験的研究」 - 1997(H9) 藤田 耕史(名古屋大学大学院理学研究科 博士課程)
「チベット高原氷河の質量収支に関する研究」 - 1996(H8) 尾関 俊浩(北海道大学工学部 助手)
「サン・クラストの形成機構」
日本雪氷学会2021年度各賞受賞者
日本雪氷学会2021年度各賞受賞者
日本雪氷学会2021年度学会賞受賞者
平田賞:阿部 隆博(三重大学大学院生物資源学研究科,博士(理学))
件名:人工衛星搭載合成開口レーダーによる永久凍土荒廃地域の地形沈降の検出
平田賞:大沼友貴彦(東京大学 生産技術研究所,博士(理学))
件名:氷河および氷床の融解を加速させるバイオアルベド効果とそのモデル化研究
平田賞:大藪幾美(国立極地研究所・研究教育系,博士(環境科学))
件名:氷床アイスコアの微量気体・塩微粒子等の解析に基づく気候変動の研究
論文賞:宮下彩奈(東京大学大学院理学系研究科日光植物園)
南野亮子(岐阜大学流域圏科学研究センター)
澤上航一郎(東京大学大学院理学系研究科日光植物園)
勝島隆史(森林総合研究所十日町試験地)
舘野正樹(東京大学大学院理学系研究科日光植物園)
件名:ひずみゲージを用いた積雪期における樹木曲げ応力のモニタリング
功績賞:和泉 薫(新潟大学名誉教授,理学博士)
件名:雪崩防災に関する教育・研究・社会貢献と学会運営に果たした多大な功績
功績賞:高橋修平(北海道立オホーツク流氷科学センター所長,北見工業大学名誉教授,理学博士)
件名:雪氷学ならびに学会誌『雪氷』と学会運営に果たした多大な功績
学会賞選考委員会・委員長
竹内 望
日本学術会議会員任命拒否問題に対する学協会共同声明の発出について
日本学術会議会員任命拒否問題に対する学協会共同声明の発出について
皆様ご承知の通り、2020年10月1日、第25期日本学術会議会員候補者の一部が内閣府から任命を拒否されました.この問題について、10月6日付で日本地球惑星科学連合より
「他の学会と共同で緊急声明を出すことを検討しており、雪氷学会に対しても参加を議論してほしい」旨の連絡がありました。
早速、学会理事の方々に意見をお伺いした結果、20名全員から賛同をいただきましたので、声明への参加を決定いたしました。本来であれば、会員の皆様からもご意見をお伺いするところでありましたが、回答までの時間が迫っておりましたのでどうぞご容赦ください。
10月9日夜、日本数学会、日本物理学会、生物科学学会連合、自然史学会連合および他の90学協会とともに発出いたしました声明文の内容は、以下のURLからご覧いただけますので是非御一読をお願いいたします。
http://www.jpgu.org/wp-content/uploads/2020/10/seimei_scj202010091300.pdf
(公社)日本雪氷学会会長 西村浩一
井上フィールド科学研究基金2020年度第2回公募中止のお知らせ
雪氷学会会員の皆様,関係者の皆様
井上フィールド科学研究基金2020年度の研究活動助成につきまして,第2回公募締め切りが7月末日に迫っているところですが,新型コロナ感染症の世界的な流行の終息が未だ見通せない状況であることから,第2回につきましては公募を中止させていただくことになりました.締め切り直前の案内になり,申請の準備されていた方には大変申し訳ありません.来年度以降,状況が良くなりましたら,研究助成を再開したいと思いますので,その機会にはふるって応募ください.
日本雪氷学会
井上フィールド科学研究基金事業運営委員
竹内 望







