Japanese Society of Snow and Ice

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2006年度 春の講演会

— カテゴリ:

「スイスの氷河と氷河学」・「政策評価とスパイクタイヤ規制」

2006年度 春の講演会

日 時: 2006年5月10日(水) 13:30〜15:00
会 場: 北海道大学学術交流会館第一会議室(札幌市北区北8条西5丁目)
参加費: 無料
講 演:

「スイスの氷河と氷河学」 北海道大学低温科学研究所講師 杉山 慎
「政策評価とスパイクタイヤ規制」 (独)土木研究所寒地土木研究所
寒地道路研究グループ
寒地交通チーム上席研究員
浅野 基樹

講演要旨:

「スイスの氷河と氷河学」

 氷河といえば、南極やグリーンランド、あるいは人間社会から遠く離れた高山地域を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。しかしながらスイスにある100以上の氷河は、その多くが生活圏の近くに存在するため、水資源、災害の原因、観光資源などさまざまなかたちで生活に深く関わっています。氷河の融け水が発電に利用されたり、氷河の崩壊が災害を引き起こしたり、良い意味でも悪い意味でも氷河が人間活動と強く結びついている国だといえましょう。したがって国民の氷河への関心は高く、19世紀にはすでに本格的な氷河調査が始められていました。それ以来現在にいたるまで、氷河変動のモニタリング、氷河災害の予測、氷河湖、氷コアによる古環境復元、氷河上へのスキーリフトの建設にいたるまで、氷河に関する様々な課題がスイス氷河学の対象になっています。2003年から2年半にわたってスイスで氷河研究に従事した経験をもとに、スイスの氷河と氷河学を紹介させて頂きたいと思います。

「政策評価とスパイクタイヤ規制」

 行政の効率化と公共事業への批判を背景に、政府は「行政機関が行う政策の評価に関する法律(政策評価法)」を制定し、2002年4月1日から施行されている。現在、政令により、「公共事業」、「研究開発」及び「政府開発援助」において事業評価が義務づけられているが、「規制」についても特に環境分野において政策評価について検討されている。
路面とタイヤとの関係は、自動車交通における最も基本的な要素の一つであり、スパイクタイヤ規制は冬期道路管理における一つの大きな政策転換であった言える。本講演では、筆者が取り組んできたスパイクタイヤ規制についての政策評価研究を、冬期道路管理の歴史、事前評価、帰着便益、論理モデル及び今後取り組むべき方向性の観点から講演する。
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