Japanese Society of Snow and Ice

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2011年度 地域講演会

— カテゴリ: ,

雪氷をたのしむin旭川

内容
  • 地域講演会
  • 主催イベント
日時 2011年12月10日
開始: 13時00分 終了: 15時20分
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2011年度 地域講演会 開催報告
(社)日本雪氷学会北海道支部2011年度地域講演会

テーマ:「雪氷をたのしむin 旭川」

 

  • 日時:平成23年12月10日(土) 13:00〜15:20
  • 会場:旭川市科学館サイパル 学習・研修室(旭川市宮前通東)
  • 主催:(社)日本雪氷学会北海道支部
  • 共催:旭川市教育委員会,北方建築総合研究所
  • 後援:旭川市,東海大学
  • 協力:(社)北海道開発技術センター,北海道大学IFES-GCOE環境教育研究交流推進室
  • 参加者:44名(募集定員40名)

 

■プログラム

1)開会挨拶

  (社)日本雪氷学会北海道支部長          高橋修平(北見工業大学)

2)講演会

「雪をデザインする」               林拓見(東海大学)

「雪と氷の素材としての魅力をさぐる」       平松和彦(福山市立大学)

3)工作

「雪結晶の万華鏡をつくってみよう」        荒川逸人(野外科学株式会社)

                          中村一樹(北海道大学)

                          高橋章弘(北方建築総合研究所)

                          金田安弘(北海道開発技術センター)

                          伊東敏幸(北海道工業大学)

4)実験

 「雪結晶とダイヤモンドダストをつくってみよう」  平松和彦(福山市立大学)

                          中村一樹(北海道大学)

■全体概要

(社)日本雪氷学会北海道支部では,毎年,札幌以外の北海道各地において,「雪氷」に関する啓蒙活動を行うことを目的として「地域講演会」を開催しています.2011年度は,“楽しむ雪氷科学”あるいは“雪景色をつくりだす,デザインする”といった新たな視点から,雪国に住む私達がどのように雪氷と付き合っていくべきかを考えるため,豪雪地である旭川市において講演会を実施しました.この講演会では,雪氷を素材とした工作や実験もあわせて行われました.参加方法は,旭川市の広報誌,旭川市科学館サイパルおよび日本雪氷学会のホームページによる事前申し込み制を取り,当日は募集定員40名を上回る44名(大人15名,子供29名)の参加人数となりました.

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先ず,日本雪氷学会北海道支部長の高橋修平氏より,開会の挨拶および子供向けの雪氷クイズが行われ,高橋支部長の南極観測隊時(若かりし頃?)の写真,南極観測船「しらせ」などがスクリーンに映し出される,クイズ正答者のトップ3名にプレゼントを手渡されるなど,参加者がワクワクするような講演会のはじまりとなりました.

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写真1 高橋支部長の挨拶・雪氷クイズの出題の様子

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写真2 「雪をデザインする」の講演の様子

 

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写真3 「雪と氷の素材としての魅力をさぐる」の講演の様子

 

 講演1では,「雪をデザインする」と題して,東海大学の林拓見氏から雪を積極的且つ肯定的に取り入れることで,冬の暮らしに快活さや彩りをもたらす,あるいは健康的心豊かな冬の暮らしに役立たせる等,雪の効用について紹介されました.

 講演2では,「雪と氷の素材としての魅力をさぐる」と題して,福山市立大学の平松和彦氏から水の変身,雪と氷の違い,南極の万年雪の話,アイスワインや氷結ワインの作成方法など,雪氷の素材としての魅力や利用方法,有効性について紹介されました.

 その他として,工作「雪結晶の万華鏡をつくってみよう」や実験「雪結晶とダイヤモンドダストをつくってみよう」が行われました.雪結晶の万華鏡づくりでは,塩ビミラー板やガラスビーズなどを材料に万華鏡を作成しました.作成には,それなりの精度が求められるため若干手間取っていましたが,ガラスビーズの量や色の僅かな違いで,様々な形に変化し見えることで,各人で完成させた万華鏡をのぞき込み,同一なデザインのものがないことや,模様の美しさなどに歓声が上がっていました.また,雪氷等の実験では,平松式雪結晶生成装置による雪結晶を作ることや復氷実験など,日頃みる機会がない実験のため,多くの参加者は目を輝かせて観察していました.

 

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写真4 「雪結晶の万華鏡」を作成する親子

 

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写真5 「復氷実験」の様子

 今回の地域講演会は,講演2題のほか,工作および実験と,短時間の中に盛りだくさんの内容となりました.参加した子供達の表情は明るく,北海道では身近な存在である雪や氷に対する好奇心や興味が増したように感じられました.次年度以降も雪氷学会支部会員による普及啓発活動が活発化されるよう,早い時期から構想を練る必要性も感じさせられた講演会でした.

 最後に,会場設営をしていただいた旭川市科学館サイパルのスタッフをはじめ,開催にあたりご協力をいただいた皆様にお礼を申し上げます.

(北方建築総合研究所 高橋章弘)

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