支部長挨拶
2025年度支部長 尾関 俊浩(北海道教育大学札幌校)
令和7年6月より日本雪氷学会理事・北海道支部長を拝命しました。また支部理事も新旧交代があり、新しい体制となってスタートを切りました。北海道支部が今後ますます発展するよう支部理事一同精一杯努めてまいります。
本支部は雪氷に関する研究活動の盛んな地域にあり、また雪氷災害調査チームや雪氷教育など社会貢献活動にも積極的に取り組んでおります。会員の皆様にはぜひ今後も活発な支部活動を支えていただきますよう、お願い申し上げます。さらに来年度、令和8年は北海道支部が全国大会の当番ですので、実行委員会と連携をとりつつ、良い大会が開催できるよう尽力して参ります。
北海道は日本海側の豪雪地帯から太平洋側の小雪地帯、海氷が広がるオホーツク海沿岸と、多彩な雪氷環境が魅力的な地域ですが、地球温暖化が進む昨今は雪氷を取り巻く環境が年々変化しています。幸い日本の一番北にあって寒冷な地域なため、雪/雨の境となる本州の他地域程には極端な積雪の減少は見られていないものの、大雪災害に見舞われたり、流氷の勢力が弱まったりと、冬期ごとに気象・海象が異なるのを実感します。雪氷研究に携わる我々ができること、やるべきことが尽きることはありません。皆様のご活躍をぜひ支部にご報告ください。今後とも北海道支部の取り組みへの皆様のご支援をよろしくお願い申し上げます。
2025年度支部長 尾関 俊浩(北海道教育大学札幌校)