Japanese Society of Snow and Ice

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公益社団法人日本雪氷学会 北海道支部
 事務局 北海道大学低温科学研究所
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電話:011-706-7441 (担当:杉山)
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支部長挨拶

2019~2020年度 支部長 石井 吉之(北海道大学)

Greeting

 2019~2020年度の支部長という大役を仰せつかりました。至らぬ点も多いかと存じますが、これまでと同様に支部会員の皆様のご支援ご協力をどうぞよろしくお願い致します。今から10年ほど前に、支部事務局の一員として機関誌の電子化、理事の役割分担制、雪氷災害チームの創設などの改革に携わりました。10年が経ち、会務も順調に進められていることを大変喜ばしく思いますが、そろそろあちこちに不具合が出始める頃でもあります。良い所は伸ばし、悪い所は改めて行かねばなりません。皆様からも様々なご意見ご要望をお寄せ頂き、支部ひいては日本雪氷学会のますますの発展の糧にさせて頂こうと考えております。

 日本雪氷学会は、雪と氷およびその周辺環境に関する研究を進め、学術の振興に寄与することを目的に、現在、公益社団法人として活動しています。学会の中には北海道支部を含めて4つの支部があり、それぞれの地域で独自の活動をしています。中でも北海道支部の歴史は古く、1989年に創立30周年、また、2009年には創立50周年を迎え、各種の記念事業が実施され今日に至っております。支部の設立当初は、雪と氷の物理と化学、大雪・雪崩・吹雪などの雪氷災害、南極氷床や世界各地の山岳氷河などをテーマとする研究が多かったのですが、30周年を迎える頃には、屋根雪や道路雪、利雪親雪への取り組み、冬の暮らしと健康など実生活と関りの深いテーマについての研究もなされるようになり、この流れは今日まで引き継がれています。氷河氷床や北極南極などの極地雪氷、あるいは気候変動や地球環境問題などグローバルな問題だけを扱うのではなく、積雪寒冷地に暮す我々の身近な雪や氷や寒さ等のローカル、リージョナルな問題についても同じように好奇心や探究心を持って取り組んでいるのが北海道支部の大きな特徴です。そして、大学や研究所の研究者に限らず、企業や行政担当者をも含めた産官学の協力体制を地で行くのが北海道支部の姿と言えるでしょう。

 30周年の頃はようやくパソコンが個人ツールになるかならないかの時代でした。それから30年、今や手のひらサイズのスマートフォンを個々人が常時携帯し、いつでもどこでも誰とでも通信することができ、インターネットを使えば膨大なデータを利活用できる時代になりました。さらに、我々人間の目だけではなく、宇宙の目、鳥の目、虫の目で現象をほぼリアルタイムで観察することもできます。もちろん、これらのベースとなるのは雪氷現象に対する研究者の鋭い観察眼であることは言うに及びません。今まで培ってきた知見に、こうした最新の情報通信技術を加味させることにより、これからの雪氷学を今以上に進め、多くのブレイクスルーを生み出して行きたいものです。その一端を北海道支部の活動の中でも提示して頂けるよう、会員の皆様のますますの奮闘努力をお願いしたいと思います。

2019~2020年度 支部長 石井 吉之(北海道大学)

 
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