Japanese Society of Snow and Ice

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公益社団法人日本雪氷学会 北海道支部
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受賞論文

北海道支部表彰(北の風花賞、北の六華賞、北の蛍雪賞)の受賞者・論文の紹介

2017年度 北海道雪氷賞

【北の風花賞】

呉廸 氏(北海道大学大学院環境科学院)

論文名:「気象庁の視程観測データを用いた冬季視程の統計解析

選考理由: 本論文には、気象庁による視程観測データを用いて、北海道全域における冬季の視程低下イベントの統計解析、及び冬季視程障害の原因となる総観気象場の抽出に関する取組が記されています。冬季の北海道において身近でありながら重要な課題に対して、過去の観測データを基に冬季視程障害の特徴を明らかにするための取り組みであり、「雪氷学の幅広い発展の知見において今後さらなる研究を奨励」する価値のあるものだと考えます。よって本論文は支部の表彰に相応しいものと認められることから、「北の風花賞」受賞論文として選考しました。

 

【北の六華賞】

佐藤賢治 氏(土木研究所 寒地土木研究所)

論文名:「コハク酸二ナトリウムの凍結防止剤としての利用可能性に関する研究

選考理由: 本論文には、沿道環境への負荷が小さい、塩化ナトリウムに代わる凍結防止剤開発に向けて、金属腐食抑制効果の高いコハク酸二ナトリウム(DS)およびコハク酸二ナトリウム六水和物(DSH)の凍結防止剤としての利用可能性について試験を通じた検討を行った内容が記されています。道路用凍結防止剤としての品質性能や植物の生育に与える影響について実用に結び付く成果が挙がっており、「雪氷学の発展や積雪寒冷地への社会貢献」という点で受賞に値すると考えます。よって本論文は支部の表彰に相応しいものと認められることから、「北の六華賞」受賞論文として選考しました。

 

【北の蛍雪賞】

東海林明雄 氏(湖沼雪氷研究所)

受賞名:「北海道における湖・河川の凍結に関する研究」

選考理由: 東海林氏は長年にわたって雪氷に関わる諸現象、特に湖沼の凍結に関わる研究を続けてこられました。近年も、北海道各地の湖や河川の凍結、氷瀑の形成に関する綿密な観測を継続し、支部研究発表会や「北海道の雪氷」においてその成果を数多く発表されています。これらの研究成果とその活動は、積雪寒冷地の社会生活に多くの知見を与えると共に、雪氷学会北海道支部に著しく貢献するものであります。以上の理由から、東海林会員の活動が「北の蛍雪賞」にふさわしいものと認め、ここに選考しました。

 

 

2016年度 北海道雪氷賞

【北の風花賞】

鑓野目純基 氏(北海道文教大学大学院)

論文名:「冬道歩行の健康体力科学的研究

選考理由: 本論文は、冬道歩行難易度スケールという新しい評価基準を提案し、冬期歩行の課題解決研究を通じた高齢化社会に貢献する内容が記されています。現時点でのサンプル数は少ないものの、実験方法や統計整理の手順が読者にも伝わるよう丁寧にまとめられており、今後の発展が大いに期待されます。よって本論文は支部の表彰に相応しいものと認められることから、「北の風花賞」受賞論文として選考しました。

 

【北の六華賞】

大廣智則 氏(ネクスコ・エンジニアリング北海道)

論文名:「高速道路における凍結防止剤最適自動散布システムの試行運用状況報告

選考理由: 本論文は、高速道路における凍結防止剤の散布量を最適化するため、タイヤ加速度波形に基づく路面状態判別法との組み合わせによって散布量計算および実際の散布作業の自動制御を行った事例がまとめられたものです。タイトルに記されておりますように現段階では試行運用の段階とのことですが、従来にない独創性な方法によって課題解決を行い、散布量削減の目的も果たされています。これらの知見は、冬季の雪氷路面管理研究の発展に大きく貢献するものです。よって本論文は支部の表彰に相応しいものと認められることから、「北の六華賞」受賞論文として選考しました。

 

【北の蛍雪賞】

油川英明 氏(NPO法人 雪氷ネットワーク)

受賞名:「雪結晶の顕微鏡写真撮影法ならびに成長論に関する独自の展開」

選考理由: 雪結晶の顕微鏡写真の撮影方法について様々な工夫をされ、それらの啓蒙活動を続けられるとともに、雪結晶に関する独自の成長論を展開し、それらの研究成果を毎年のように支部大会で発表されています。油川会員のこうした一連の活動は支部の表彰に相応しいものと認められることから、「北の蛍雪賞」として選考しました。

 

須田 力 氏(NPO法人 雪氷ネットワーク)

受賞名:「豪雪地住民の身体活動の実態解明に関する調査研究と啓発活動」

選考理由: 豪雪地に暮らす高齢者や身体障がい者の身体活動に関する聞き取りデータを積み重ねてその実態を分析し、支部大会で成果の発表を続けられてきました。また、こうした住民たちのあるべき姿を社会に発信されています。須田会員のこうした一連の活動は支部の表彰に相応しいものと認められることから、「北の蛍雪賞」として選考しました。

※表彰式は、2017年5月の北海道支部研究発表会で実施予定です。

 

 

2015年度 北海道雪氷賞

【北の風花賞】

森下裕士氏(北見工業大学大学院)

論文名:「北極海航路の氷況と可航性に関する研究

選考理由: 本論文は、近年注目を集める北極海航路に関して、衛星データと船上で得られた実測データとの組み合わせに基づき同航路の氷況および可航性が記されています。これらの知見は今後データの積み重ねにより北海道の輸出物流コストの低減等に結びつくことが大いに期待されます。よって本論文は支部の表彰に相応しいものと認められることから、「北の風花賞」受賞論文として選考しました。

 

【北の六華賞】

八久保晶弘氏(北見工業大学)

論文名:「野外におけるガス吸着式積雪SSA 測定装置の運用

選考理由: 本論文は、従来の積雪粒径に代わるパラメータとして近年注目を集めている積雪の比表面積(SSA)について、受賞者の八久保氏が2011年から開発している自作のガス吸着式積雪SSA測定装置を野外観測に応用し、計100回以上の試料測定を行なった結果及び考察がまとめられたものです。これらの知見は、積雪の物性研究の発展に大きく貢献するものです。よって本論文は支部の表彰に相応しいものと 認められることから、「北の六華賞」受賞論文として選考しました。

 

【北の蛍雪賞】

斎藤新一郎氏(北海道開発技術センター)

「大雪や寒さと樹木被害の関係についての一連の研究」

選考理由: 長きにわたり雪や寒さに対する樹木の応答について研究され、樹木の生理活動にもとづく防寒防雪対策の提案や啓蒙を継続されてきました。また、今なお支部大会で研究発表を続けられるなど支部活動への貢献も少なくありません。よって斎藤会員の一連の活動は支部の表彰に相応しいものと認められることから、「北の蛍雪賞」として選考しました。

 

 

2014年度 北海道雪氷賞

【北の風花賞】

斉藤潤氏(北海道大学低温科学研究所)

論文名:「グリーンランド北西部における氷帽の表面高度変化

佐藤雄輝氏(北海道科学大学大学院工学研究科建築工学専攻)

論文名:「構造部材の着雪性状に関する実験的研究ー雪粒子の衝突率・着雪率についてー

 

【北の六華賞】

松岡直基氏(日本気象協会)

論文名:「北海道における2013年と2014年の吹雪災害の比較

 

【北の蛍雪賞】

※該当者なし

  

 

2013年度 北海道雪氷賞

【北の風花賞】

山橋いよ氏(北海道大学大学院)

論文名:「シベリア南限の永久凍土分布の環境要因 -確率の概念を用いた凍土分布図の作成に向けて-

 

【北の六華賞】

根本昌宏氏(日本赤十字北海道看護大学)

論文名:「寒冷地の冬期被災を想定した実証的災害対策への取り組み

 

【北の蛍雪賞】

※該当者なし

 

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2012年度 北海道雪氷賞(北の風花賞)

中村一樹氏(北海道大学大学院環境科学院) 

論文名:「氷のラボでの多様な雪氷体験―産官学連携で行った雪と氷の価値化―

伊東敏幸氏(北海道工業大学)

論文名:「2011 年度冬期における岩見沢および三笠の屋根上積雪状態」

 尾関俊浩氏(北海道教育大学札幌校)

「2011-2012 年冬期に北海道岩見沢市を中心として発生した大雪」調査チームによる活動

 

2011雪氷賞1

 

2012雪氷賞2


2011年度 北海道雪氷賞(北の風花賞)

小西信義氏(北海道大学大学院文学研究科)

論文名:「豪雪過疎地域の除排雪における自助共助に関する人類学的研究

千葉隆弘氏(北海道工業大学)

論文名:「構造部材における着雪性状に関する研究

2012北の風花賞

2010年度 北海道雪氷賞(北の風花賞)

金村直俊氏(札幌総合情報センター)

論文名:「2010年1月17日に北海道石狩中部で局地的に発生した大雪(その2)-豪雪時の降雪の特徴-

ヌアスムグリ・アリマス氏(北見工業大学)

論文名:「アラスカにおける凍結路面の工学的特性

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