講演会・講習会報告

次世代気象シミュレーションWRFによる実務講習会

2010年8月25日から2日間にわたり神奈川工科大学にて、世界的に普及しているWRFモデル(Weather Research and Forecasting Model)について、実際にコンピュータを用いた講習会が開催されました。

【講習会概要】
  • 日時 : 2010年8月25日、2010年8月26日
  • 場所 : 神奈川工科大学 情報工学棟(神奈川県厚木市)
  • 内容 :
    • 1日目:
      • 「WRFの初期設定と基本操作」
        「実際の気象事例による計算」
    • 2日目:
      • 「計算結果の処理方法とその評価」
  • 講師 : Bjorn Nygaard 氏 (ノルウェー気象庁)
  • 主催 : 日本雪氷学会、雪氷工学分科会
  • 後援 : 神奈川工科大学、株式会社 工学気象研究所

Bjorn Nygaard氏によるWRF operateのlecture

条件設定から一つずつ行程を進めていきます

講習会参加者による意見交換

1日目(2010/8/25)

ノルウェー気象庁のNygaard氏が講習会講師を担当なされました。参加者各自にPCが用意されて、講習内容に合わせてPCを操作しました。過去の気象事例を基にWRFで計算する為の初期設定・操作方法について学びました。1日目は、最後にWRF計算を開始させ、講義を終了しました。

2日目(2010/8/26)

WRFの計算結果の処理方法(可視化プログラム)についての説明の後、実際に画面上で各種データの表示をさせることができました。2日間通して、実際にPCを操作してWRFを動作させたことで、今後WRFを始める良いきっかけになったと思います。