着氷雪研究会の会員募集
雪氷工学分科会では、平成14年4月から新たな学術研究会として「着氷雪研究会」
を発足させる予定です。つきましては、研究会メンバーを募集致します。ご興味のあ
る方は、下記連絡先(発起人代表)まで申込をお願いします。応募の期限は平成14年
3月31日といたします。
「着氷雪研究会」
送配電線・通信線・吊り橋のケーブル・塔状構造物をはじめ航空機・船舶などへ
の着氷雪は、それぞれの構造物の荷重面で支配的な条件になったり、本来の機能を発揮
するための障害になる要素を有しています。
これら着氷雪の現象とその対策については、各分野で検討し、それぞれの設計に反映
しているものの、合理的な設計にあたっては検討すべき課題も多く、更に、各分野での
技術の現状に関する情報交換は、各分野での今後の検討の効率化にも有効と考えられま
す。
そこで、関連する分野での着氷雪技術に関する情報交換と共有すべき技術や課題の
抽出・整理等を進めるため、雪氷工学分科会に本研究会を設置し、各分野における検討
内容の紹介と課題抽出ならびに必要な意見交換を行うこととします。
主な研究テーマは以下を予定しています。
1) 着氷雪現象の把握
2) 着氷雪量の推定
3) 着氷雪に伴う障害とその防止策
4) 着氷雪に伴う振動現象の把握と防止対策(例えばギャロッピング現象など)
5) 着氷雪に関する新たな課題抽出
6) その他
活動は研究会開催(場所は未定,ただし主に東京になると思われる。2回/年は総会
・全国大会時に合わせて実施する予定。)やインターネットなどを利用した研究情報交
換及びその他の活動とし,詳細は以下の通りとします。なお,研究会出席のための旅費
などは原則として自己負担となります。また運営のための年会費として,参加者一名に
つき5千円程度を負担いただくことを予定しています。
1) 研究期間 2002年4月〜2005年10月
2) 研究会開催 1回/3ヶ月程度
3) 成果報告(中間・最終) 毎年の雪氷学会全国大会・雪氷工学分科会会合時
4) 報告書作成 2005年10月
5) その他
本研究会で検討された課題の中で、更に具体的な詳細検討を必要とする内容について
は、参加者の同意のもと、各課題別 にサブWG等を設け継続的に検討し、学術資料とし
て取りまとめることとします。
101-8308 東京都千代田区神田駿河台1-8-14
日本大学理工学部 建築学科構造力学研究室 半貫 敏夫
TEL:03-3259-0713 FAX:03-3293-8253
E-mail:hannuki@arch.cst.nihon-u.ac.jp
170-0013 東京都豊島区東池袋1-25-8 タカセビル7F
東京電力株式会社 送変電技術センター 本郷 栄次郎
TEL:03-4346-5293 FAX:03-4346-5309
E-mail:hongo.eijiro@tepco.co.jp
940-2188 新潟県長岡市上富岡町1603-1
長岡技術科学大学 機械系 上村 靖司
TEL:0258-47-9717 FAX:0258-47-9770
E-mail:kami@mech.nagaokaut.ac.jp