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日 時: 2008年3月13日(木)〜15日(土)
- 挨拶
- 今年の「雪合宿」は、北海道大雪山で行われました。あいにくの天候でしたが、今年も、明るく、楽しい「雪合宿」になりました。参加者の皆さん、ご協力いただいた皆さん、ありがとうございました。
場 所:北海道大雪山ロープウェー姿見駅付近、北海道教育大学大雪山自然教育研究施設
参加者:14名
積雪断面観測データ集(随時公開します。もうちょっとお待ちください。)写 真 集(随時公開します。)
佐藤さんの写真集1
佐藤さんの写真集2
佐藤さんの写真集3
石井さんの写真集
- 報告
- 初日は,札幌から乗用車または旭川駅からバスで旭岳ロープウェー駅に向かった.最高に天気がよく旭岳を眺めながらの移動になった.その後夕方に,北海道教育大学大雪山自然教育研究施設に全員が集合し,西村大輔料理長(北海道大学環境科学院)の指揮の下で調理されたカレーライスを夕食で頂きながら雪合宿は始まった。
講演会(1日目夜の部)
最初に,恒例の自己紹介を行った.
その後,信州大学の鈴木啓助さんから山岳積雪についての講義をして頂いた.今回,初めて積雪観測を体験する参加者もいたため,雪に関する「いろはのい」から丁寧に説明頂き,質疑や討論が熱心になされた.あまりに熱の入った講義になったためか,用意して頂いた資料の半分も紹介されなかったそうで,来年の「雪合宿」での続きが期待される.積雪断面観測実習(2日目)
昨日の晴天からうってかわり小雨が降る朝を迎えた.各自7時頃から朝食を摂り,9時始発のロープウェーに乗って姿見駅へ移動した.
標高1600mの姿見駅周辺は風が強く,みぞれ混じりの雪が横殴りに降り,視程も100m程度と厳しい状況だった.不案内な場所で移動することは危険と判断し,硬化雪が観測できる場所へ移動するのは取りやめ,姿見駅近くで雪穴掘りを始めた.小一時間で地面までの断面が現れ,積雪深は0.163mだった.
成田英器さん(NPO法人雪氷ネットワーク)に,積雪断面の作り方,層位観測法を講義していただいた.雪質は最下部にザラメ雪がみられた以外はしまり雪で,表面から0.40-0.44mに黄砂が混じった層が観察された.その後,雪温,密度,試料採取を行ったが,天気はさらに荒れ,各自ロープウェーの駅で暖を取り休憩を取りながらの作業となった.
そんな悪天の中,昼過ぎまで頑張ったのだが,天候が回復する兆しは見られず,体が冷え切ってふるえながら作業する参加者もいたので,観測実習を早めに切り上げ,宿舎に戻ってかけ流しの露天風呂につかって体温回復に努めた.スライド&トークショー(2日目夜の部)
昨晩同様,料理長の下に調理された鍋料理に舌鼓を打った後,観測のスライド&トークショーをおこなった.
最初に,石井吉之さん(北海道大学低温科学研究所)にアラスカの森林火災と北海道の硬化雪について,次に成田英器さんに硬化雪形成にメカニズムについて,最後に的場からスイスで行われた南極大学の氷河実習についてそれぞれ発表がされた.