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日 時: 2005年3月11日(金)〜13日(日)
- 挨拶
- 今年の「雪合宿」は、新潟県中里村、清津峡で開催されました。今年も、楽しく、有意義な「雪合宿」になりました。この場を借りて、ご協力いただいた、皆様にお礼申し上げます。
場 所:新潟県南魚沼郡中里村、清津峡温泉「せとぐち」周辺平坦地
写 真 集
宮崎さんの写真集
石井さんの写真集
- 報告(「雪氷」から抜粋)
- 初日は、初日は午後4時過ぎから参加者が清津峡温泉「せとぐち」に集合した。夜の部では佐藤和秀分科会長の開会の挨拶に続いて参加者の自己紹介や近況報告、講演会が行われた。
講演会(1日目夜の部)
濡れ雪や融雪期の観測に関する講演会を行なった.森林総研十日町の竹内由香里さんに「積雪の含水率測定」,名古屋大学の橋本重将さんに「遠心分離器を用いた積雪中の液相水の同位体比」について講演していただいた.その後,1990年の国際積雪分類を見直そうという国際的な動向についての話題提供(北大低温研・石井吉之)があり,意見交換がなされた.講演会は徐々に熱を上げて0時過ぎに及び,さらに新潟の美味い酒に主役を譲った後も白熱した議論が深夜2時過ぎまで続いた.積雪断面観測実習(2日目)
宿舎から100mほど離れた清津川の川べりで積雪断面講習を行った.断面観測と3種類の含水率測定(秋田谷式,遠藤式,誘電率式),青インク撒布による水みち観察,遠心分離器による積雪サンプル中の液相水の抽出などのデモンストレーションが竹内由香里・石井吉之・橋本重将の各氏によってなされた.雪温は全層ほぼ0℃となっていたが,125〜190cm深の濡れ変態程度の弱い層の解釈については,「しまりざらめ」とする意見と「粒の小さいざらめ」とする意見とに見解が分かれた.新しい国際積雪分類にはこうした融雪期の雪についての統一基準も明記して欲しいという意見が出された.また,明らかな水みちは見出されなかったが,同じ深さでも変態の程度によって粒度や濡れ具合に違いが見られ,融雪期の積雪観測の難しさを再認識させられた.スライド&トークショー(2日目夜の部)
信州大学の鈴木啓助さんから南極観測の最新事情について,防災研新庄の根本征樹さんから吹雪と雪庇について写真を交えてお話ししていただいた.また,長岡高専の佐藤和秀さんからは新潟県中越地震の被害のありさまが詳細に報告され,そのほか根本征樹さんと竹内由香里さんからも地震被害や地震とそれに伴なう雪崩災害に関する話題提供があった.